みしらず柿の味わいと美味しさの理由

「柿の常識を覆す」と言われる、とろける口どけと上品な甘さ。
みしらず柿ならではの味わいの特徴と、その背景にある理由を紹介します。

とろける舌触りと上品な甘さ

「みしらず柿」はとろけるようになめらかな舌触りと上品な甘さを兼ね備え、「柿の常識を覆す美味しさ」と評される逸品です。完熟して渋抜きされた果肉はまるでゼリーのように柔らかくジューシーで、濃厚なのに後味に嫌味がなく、口いっぱいに上品な甘みが広がります。

一般的な甘柿と異なり種がほとんど入らず、果肉は鮮やかな黄色から橙色をしており、熟度によって食感が変化していくのも楽しみの一つです。収穫直後は歯応えのあるサクサクとした食感ですが、日が経つにつれて果肉がとろりと溶ける独特の食感になり、甘みも一層増していきます。

甘さを生み出す気候と樹上完熟

会津盆地の昼夜の寒暖差の大きい気候は柿の糖度をぐんぐん高める効果があり、これがみしらず柿の甘さの秘密の一つです。さらに樹上で完熟させることでデンプンが糖に転化し、旨味が十分に引き出されています。畑にとどまっている時間が長いほど、実の中でゆっくりと「甘さの準備」が進んでいきます。

焼酎で渋だけを抜く技

渋抜きに焼酎を用いる方法も、柿本来の風味を活かしながら渋だけを取り除けるため、自然で嫌味のない甘さが残る要因です。アルコールによってタンニン(渋み成分)を不活性化することで、渋みだけが消え、香りや甘さはそのまま残ります。

その美味しさは、普段柿が苦手という人でさえ「この柿だけは食べられる」と称賛するほどで、生産者も大きな誇りを持っています。「柿が嫌いだった家族に、初めておいしいと言ってもらえた」という声も少なくありません。

「みしらず柿」という名前の由来

「みしらず柿」という名称の由来については諸説あります。

  • 室町時代、足利将軍に献上したところ「あまりに美味で今までこんな柿は知らない(未だ斯かる美味の柿を知らず)」と激賞されたことから名付けられたという説
  • 枝が折れるほど大きな実をつける様子から「身の程知らず」な柿と呼ばれたという説
  • 美味しさのあまり我を忘れて食べ過ぎてしまう(身も知らず食べてしまう)という説

いずれにせよ、500年以上の歴史を持つこの柿は会津の自然風土と人々の工夫が生んだ伝統の味覚であり、「未だ知らぬ美味しさ」を体現する果実として地元で愛されています。

この味わいを、贈り物にも

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